公演中止後も、堂本さんは「今自分にできること」を模索している。3月22日には舞台の公式インスタグラムで「SHOCK」の一部を約3時間にわたって生配信、視聴者は延べ40万人を超えた。
受賞後の5月2日には本人いわく「上だけ」黒のスーツを着用し、改めて受賞の感謝と現状の気持ちについて、率直に話した。
「何ができるかなあ、と毎日考えています。それが100個考えたところで、形にできるものは1個できたらいいほうだと思いますよ。でもエンターテインメントってそういうものだと思うんですよ。(略)明日がどうなるかわからない時代なので、毎日刻々と状況が変わるしね、そこを敏感にとらえて生きていかなきゃいけないかなと思います。(略)きっとここを乗り越えたときに、さらに何かいいものが待っていると自分は信じています」
(編集部・塩見圭)
※AERA 2020年6月1日号