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手越祐也さんがジャニーズ事務所を退所し、会見をしたことが大きな話題となりました。彼がどのような条件で退所したのかは推測の域をでませんが、おそらく今後テレビでの活動は、一定の期間は難しくなると思われます。
そこで、手越祐也さんがYouTuberになるのではないか、と度々言われています。今回は、もし手越祐也さんがYouTuberになるとしたら、どのような課題があるのかについてお話しします。
芸能人のYouTube進出は、もはや当たり前になっています。何らかの事情でテレビに出られなくなった方々も、YouTubeに進出することにより成功しています。テレビ以外の選択肢が芸能人に与えられている状態、とも言えます。テレビでは、出られる人数の枠が決まっていて、新人の入れ替えは激しく、大御所がポジションを取り続けるのが現状です。
YouTubeも、新人の参入は非常に多いですが、テレビのようにチャンネルや番組や演者の数に制限がないので、テレビよりも露出のチャンスがあるメディアといえます。
手越祐也さんは、知名度も人気も抜群の方です。YouTubeで生配信した会見は、同時視聴は132万人でした。これは、嵐が昨年11月3日に記録した78万人を大幅に上回る日本記録です。手越祐也さんのYouTubeのチャンネルの登録者数は70万人(6.27現在)です。彼はまだ動画コンテンツをアップロードしていませんが、本格的にYouTubeを運用するとしたら、様々な課題があります。
まず、YouTubeとテレビとの違いです。YouTubeはテレビとは違うメディアなので、テレビでの戦略がそのまま使えるわけではありません。長期的に安定して運営するとしたら、YouTubeに特化したプロデューサーや専門家が必要になります。
芸能人のYouTube進出で大きな課題になるのは、演者の「ガチ度」が低いことです。YouTubeは参入障壁が低いので、毎日多くの人々がチャンネルを開設しています。芸能人の知名度では太刀打ちできない素人も数多くいます。