ジャニーズ事務所(c)朝日新聞社
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 円満離婚です――。

【写真】「(TOKIOを)これから30年40年頑張っていかなきゃ」と語ったリーダー城島の結婚会見

 ジャニーズ事務所は7月22日、所属アーティスト「TOKIO」のメンバーの長瀬智也の退所と、城島茂・国分太一・松岡昌宏の3人は株式会社「TOKIO」を設立して関連会社として運営していくことを発表した。設立は来年4月で、城島が社長を務める。3月までは、現在のグループのかたちを維持して活動を続けるという。

 この日、3人は一部報道陣の取材に応じて説明した。報道によると、数年前からメンバーは今後の活動の方向性について話し合いをしており、長瀬から脱退・対処の意向を伝えられ、快く背中を押すことにしたという。3人は「円満離婚」と強調した。

 1994年に日本武道館でデビュー会見を開いてから、26年。NHK紅白歌合戦は94年から2017年まで24年連続出場し、レギュラー番組の日本テレビの「ザ!鉄腕!DASH!!」は約25年の歴史がある。なぜ今「再出発」なのか。

 発表のタイミングにについて、放送作家でコラムニストの山田美保子さんはこう語る。

「CMの契約などお仕事の事情もあると思いますが、一番は事務所に筋を通したということではないでしょうか。7月9日はジャニー喜多川さんの1周忌でした。それまでに退所の方向性は固まっていたとは思いますが、公表は1周忌を過ぎてからと決めていたのでしょう」

 TOKIOは、社長を務める藤島ジュリー景子氏が最初に手掛けたグループ。ジャニーズの所属アーティストとして、初めての「のれん分け」が許されたことからも、事務所とも良好な関係が続くと思われる。テレビ関係者も「手越祐也が会見で強調した『円満』とTOKIOの4人の内情はまったく違う」と明かす。

 気になるのは4人の今後の活動。新会社では企画を国分、広報を松岡が担当するという。

「キャラクターに合っていますよね。(国分)太一君はお料理番組や通販ショップの番組を担当しているので広い知見がありますし、松岡さんは渉外担当としてぴったりです。4人のTOKIOで取り組んできた福島県を支援する活動だったり、ものづくりだったりとこれまでの活動の延長線上の取り組みも続けながら、所帯が小さくなった分、自由度は増していくと思いますね」(山田さん)

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コンサートはちゃんと考えている