ちなみに日本のくら寿司での人気ベスト3は、熟成マグロ、サーモン、ハマチの順です。
答えは、1位がトロサーモン、次いで炙りサーモンてりマヨ、熟成マグロの順になります。サーモンが1位、2位なんですね。
実は台湾の方はサーモンがとても好きで、続く4位が炙りサーモンチーズ、5位が焼きはらすと、ベスト5のうち四つがサーモンのメニューになっています。
日本でもサーモンは、女性やお子さまを中心に人気のネタですが、ここまで極端ではありません。
そしてもう一つ、日本では3位に入る人気のハマチですが、台湾ではまったく人気がなくて、現在は販売していません。
元々台湾など中国系の方は、基本的に生物(なまもの)はほとんど口にしないと言われていました。それが、来日客の増加や和食のグローバル化とともに、徐々にお刺身やお寿司など生の魚も食べるようになってきました。
それでも、ハマチなどの魚っぽさが強いものより、脂が多く甘みを感じられるサーモンや炙りなどが好まれるということのようです。
本日(9月17日)、台湾のくら寿司を運営している「アジアくら寿司」が、台北証券取引所に上場することができました。今後も台湾をはじめ、和食の代表であるお寿司の美味しさを、世界の人々に広めていきたいと思います。
○岡本浩之(おかもと・ひろゆき)
1962年岡山県倉敷市生まれ。大阪大学文学部卒業後、電機メーカー、食品メーカーの広報部長などを経て、2018年12月から「くら寿司株式会社」広報担当、2019年11月から、執行役員 広報宣伝IR本部 本部長
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