『朝まで生テレビ』の司会でおなじみのテレビ朝日キャスターの村上祐子氏(41)と、元夫で同局の元アナウンサーの西脇亨輔氏(50)の離婚裁判を巡る泥仕合が波紋を呼んでいる。『週刊ポスト』(11月6日発売号)で村上氏の再婚が報じられた直後に、西脇氏が『デイリー新潮』で離婚に至るまでの経緯を告白。突然自宅から家財道具とともに村上氏が消え、離婚を求める内容証明が送られてきた……。そんな「不倫された夫」という立場からの生々しい吐露に、2人を知る関係者は複雑な思いを抱いているという。
村上氏は2002年にテレビ朝日にアナウンサーとして入社し、『スーパーJチャンネル』などを担当。15年から報道局に異動し、政治部の記者として活動していた。
「野党番から官邸番に異動し、記者としても着実にキャリアを積んでいます。フットワークを生かして、政治家に食い込んでいく取材力には定評があります。元女子アナという肩書に頼らない実直な仕事ぶりもあり、同業者からも一目置かれる存在に。取材で得た情報を自分の言葉で話せるキャスターとして、田原総一朗さんもかわいがっています」(テレビ朝日関係者)
一方の西脇氏は東大法学部在学中に司法試験に合格し、1995年にアナウンサーとして同局に入社。2010年からは法務部に勤務していた。
「早河会長の信頼も厚く、“タフネゴシエーター”との異名もあるほどです」(前出・テレビ朝日関係者)
2人は『やじうまプラス』で共演したこのきっかけに、11年に結婚。周囲もうらやむおしどり夫婦として知られていただけに、一連の離婚騒動は局内外で大きな話題となった。
「コトの発端は19年4月の『週刊ポスト』の記事。村上氏とNHKの政治部記者のA氏とのお泊まりデートが報じられ、村上氏は『朝生』の司会を一時的に降板させられることになりました。その一方で夫の西脇氏は離婚裁判中で婚姻関係は破綻していないと主張し、A氏には慰謝料を、NHKには使用者責任があるとして損害賠償を訴えた。夫婦のこととはいえ同じ局員だけに、『何とか話し合いで済まないのか?』と和解を促す声もあったが、感情的なしこりもあり、2人が交渉のテーブルに座ることはありませんでした」(週刊誌記者)