前述の通り西脇氏は弁護士資格を持っており、そのことが状況を複雑にしたと指摘する向きもある。
「周囲の忠告を聞かず、『自分のことは自分が誰よりも分かっている』と熱くなり、自らが弁護人となって法廷に立ったことを悔やんでいると告白しています。NHKへの訴訟しかり、『離婚訴訟係争中の人を不倫疑惑とする方が間違い』と報道を批判した国際政治学者の三浦瑠璃さんを名誉毀損で提訴するなど、誰彼構わずかみつく手法に、疑問を呈する者も少なくなくなかった。本人の思いとは裏腹に、“離婚を認めない気難しい夫”というイメージができ上がってしまった」(前出・週刊誌記者)
また、騒動を通して村上サイドに著名な有名人が名を連ねていることにも注目が集まった。
「再婚に際して祝福コメントを出した田原総一朗さんはもちろん、政治家の中にも村上シンパは多い。『朝生』にも早々と復帰したように、局内外で彼女を擁護する声が自然とあがった。やり手というタイプでないが、周囲が自然と応援したくなる不思議な魅力がある。直接的ではないにせよ、その幅広い人脈が彼女をバックアップしたことが、少なからず離婚騒動に影響した面もあるでしょう」(前出・テレビ朝日関係者)
西脇氏の告白によると6月に離婚が成立。その後裁判が終了し、和解が成立したが、直後の再婚報道には複雑な思いを抱いたという。それぞれ言い分はあるだろうが、これ以上のゴタゴタはお互いに得にならないのは間違いない。
西脇氏が村上氏やA氏を証人尋問するという事態が避けられたことだけは救いかもしれない。(島本拓)