AERA 2020年12月7日号より
AERA 2020年12月7日号より
この記事の写真をすべて見る
AERA 2020年12月7日号より
AERA 2020年12月7日号より

 大反響の脂肪燃焼スープダイエット。日替わりで食べられる「ご褒美食材」など1週間の進め方をAERA 2020年12月7日号から紹介する。

【写真】進化版「和洋中3種の脂肪燃焼スープ」レシピはこちら

【前編/「おいしい」「飽きない」1週間で6キロ減 進化版「脂肪燃焼スープ」ダイエットを実践!】より続く

 脂肪燃焼スープダイエットの基本は、和風、洋風、中華風のレシピをどれでもよいので7日間、1日3回、好きなだけ食べる。加えて、毎日何らかの「追加食材」を食べられる。

 1日目はバナナを除く「果物の日」。おすすめはリンゴだ。2日目は「芋の日」。夕食時にじゃがいもかさつまいもを好きなだけ食べてよい(ただし味付けは塩のみ)。2日間糖質を急激に抜いたことで起きがちなフラつきを抑えるとともに、医師の石原新菜さんは「キャベツなどに豊富なビタミンCは加熱調理で5~6割は壊れますが、じゃがいもやさつまいもで補えます。ビタミンCはストレスや疲労を和らげ、血中コレステロールを正常にすると言われているのでダイエット中にもとりたい栄養素です」と説明する。

 3日目は「果物+野菜の日」。バナナ以外のフルーツとゆで野菜を好きなだけ食べてよい。4日目は「バナナの日」。禁忌食材だったバナナを昼・夕食に1本ずつ食べられる。

 5、6日目は「肉の日」。牛・豚・鶏・羊を好きなだけ食べてよい。岡本羽加さんによると「羊は脂肪燃焼効果が高いのでおすすめ」。調理は「焼き」か「蒸し」、味付けは塩や柚子胡椒が理想的。「揚げ」は避けよう。

 最終日は「玄米の日」。精米時に削り取られてしまうビタミン・ミネラル類、食物繊維を含んだ皮やぬかを、玄米で丸ごと味わう。

 3種類あっても、毎食だから飽きは来る。今回は和・洋・中のスープそれぞれに合うスパイスや調味料で味を変え、“さらに燃やす”アイテムも追加した。中華風を考案した山旬さんは「柚子胡椒や七味も合います。スープの量が少なくなってきたら水と塩昆布を加えてみてください」。

(編集部・上栗崇、フードジャーナリスト・浅野陽子)

AERA 2020年12月7日号