きょう(28日)は東日本、北日本を中心に、厳しい寒さ。午後は所々で雨や雪が降りそう。夜は日本海側では雪や風が強まり、30日(土)にかけて大雪となるおそれも。大雪への備えは昼間の明るいうちに。
荒天もたらす低気圧が近づく
きょう(28日)、注意が必要な低気圧が2つあります。
低気圧① 関東の南を進む低気圧
午前7時現在、静岡県の伊豆半島を中心に雨雲がかかっています。千葉県など関東の沿岸部も早い所では昼頃から雨の降る所があるでしょう。夕方以降は関東の沿岸部を中心に広い範囲で雨が降り、局地的にザっと雨脚が強りそうです。関東の内陸では雪のまじる所もあり、山沿いは雪になる所が多いでしょう。
低気圧② 日本海に進んでくる低気圧
急速に発達しながら、今夜には日本海に進んでくる予想です。九州北部では夕方から雪が降る所があり、夜は山陰から北陸でも所々で雪が降るでしょう。西日本は太平洋側も含めて風が強まり、海上ではしけとなる所もありそうです。
東北や北海道も雪の降る所があり、日付が変わる頃には広く雪。風も強まるでしょう。30日(土)にかけて大雪となるおそれがあります。買い出し、停電に備えて懐中電灯や暖をとれる物など、大雪への備えは昼間の明るいうちにして下さい。
きのうより大幅に気温下がる
きょう(28日)の最高気温は、きのう(27日)より低い所がほとんどでしょう。
沖縄はきのうと同じくらいで平年並みの予想です。九州から東海は、きのうより2度ほど低くなっても、10度以上の所が多いでしょう。3月上旬から中旬並みで、日中は日差しの温もりを感じられそうです。北陸もきのうほど上がりませんが、それでも平年より高いでしょう。
一方、関東や東北、北海道は、きのうより大幅に低い所が多くなります。東京は10度に届かず、昼間も厳しい寒さに。北海道は真冬日の予想で、凍てつく寒さでしょう。きのうよりも暖かい服装でお過ごし下さい。