AERAの連載「はたらく夫婦カンケイ」では、ある共働き夫婦の出会いから結婚までの道のり、結婚後の家計や家事分担など、それぞれの視点から見た夫婦の関係を紹介します。AERA 2023年2月6日号では、リテイギで事業開発部に所属する稲葉典之さん、すきまデザインでCEOを務める稲葉さきさん夫婦について取り上げました。
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夫30歳、妻28歳で結婚し、二人で暮らす。
【出会いは?】仕事を通じた共通の知人がおり、食事会で知り合う。
【結婚までの道のりは?】夫からのアプローチで食事会を重ね、1年後に交際を開始。「面白い人で、予測できない未来になりそう」(夫)、「顔がタイプだった」(妻)が決め手となり結婚。
【家事や家計の分担は?】食事は基本的に妻が作り、夫は掃除の担当。家計は別々。
夫 稲葉典之[33]リテイギ 事業開発部
いなば・のりゆき◆1990年生まれ、神奈川県出身。中央大学理工学部卒業。2012年オプト入社、18年に副業でスタートアップ支援を開始。20年に同社グループのリテイギに異動、新規事業の責任者を務める
奥さんに「独立しようかな」と言われた時、迷うことなく賛成しました。奥さんがこのまま会社員でいるより、ユーチューバーになったほうが今後の2人の人生が面白いものになるだろうと思ったからです。
付き合って少したった時の話ですが、デートを企画してくれました。お昼ご飯を食べて、次は何をするのかなと思っていたら、「晩ご飯を食べるまで時間があるから、それぞれ仕事をしよう」と。斬新なプランで驚きましたが、面白い人だとますます好きになりました。仕事も終わって晩ご飯はすっきりした気持ちで食べられました(笑)。
結婚して一緒に旅行に行っても、「2時間だけ仕事をしよう」と提案してくるので、どれだけ仕事が好きなのだろうと思います。でも2人とも仕事人間なので、全くストレスではありません。