この時、実は、いま現在配信などで世に出ている曲以外にも2曲ほど撮っていまして、その未公開映像がDVDの特典として収められています。おたのしみに。
――最後に、今後の目標を教えてください。
これまでのWANDSはロックでダークな感じが求められた部分があったと思います。でも、5期となった今は、時代もボーカルも違うので、「WANDSらしさ」みたいなものを意識せずにやっていきたいなと思っていますね。それよりも5期のWANDSらしさを出して、自分に合った、無理のない雰囲気でやりたいと思います。
あと、今までのWANDSの活動はどちらかと言えば内向的で、メディアへの露出も少なく、秘めたる感じが魅力にもなっていたと思います。ですが長い時間を経ての再始動で、今は先代の頃よりも音楽を取り巻く状況は変わっています。
今はもっとオープンな方が、時代に合うのかなと思っています。現代はSNSやYouTube、NetFlixなど、いろんなところにチャンスがありますから。最新のWANDSとして、「今の時代ならではの見せ方」ができたらなと思っています。(構成=AERA dot.編集部・飯塚大和)