加えて元婚約者は、小室さん親子との「返してほしい」「いや贈与だ」というやりとりで疲れ果て、法律の知識という武器も


ないままに、弁護士を相手に素手で戦い、追い込まれている。疲労困憊した心身を立て直す時間も必要だ。

 さらに言えば、小室さんが前回の文書を公表したのは2019年1月だ。小室さんと眞子さま、そして現役弁護士が28枚に及ぶ裁判書類のような文書を練り上げるのに、2年3カ月の時間を要している。皇族と弁護士らが2年以上をかけて作った書類に目を通し、自分たちの見解をまとめるのには、時間がかかって当然だ。

「状況を考えれば、元婚約者男性が、すぐに解決金を受け取る、という形にはならないでしょう。しかし、時間がかかるほど、『小室さん側はボールを投げたのに、元婚約者男性から返事がない』と、元婚約者に不利な空気が醸しだされてしまう。それが心配です」(前出の人物)

 小室さんは、米国のフォーダム大学をことし5月に卒業する予定だ。夏には、ニューヨーク州の司法試験を受ける予定で、現時点で帰国や記者会見の予定はないという。

(AERAdot.編集部 永井貴子)