「解決金を渡す形で解決する意向がある」
秋篠宮家の長女、眞子さまの婚約内定者、小室圭さん親子がかかえる金銭トラブル。小室家の弁護士が解決金を支払う意向があるとコメントした。
その狙いは、「守秘義務」による口止めだと弁護士は指摘する。そして、財源はどこから出るのか。一方で、皇室と小室家、弁護士に追いつめられた70代の元婚約者男性。彼の代理人は「精神状態が心配だ」と吐露した。
「ええ、上芝弁護士から、一通のメールが、届きましたよ。小室圭さんが文書を公表したあとの話しです。内容については、まだ言えません」
AERAdot.の取材に、そう語る元婚約者男性の代理人だが、「内容については、言えない」と、口を閉ざしたままだ。
というのも、「元婚約者の男性と連絡が取れないからです。思いつめて取り返しのつかないことになっていないか、彼の精神状態が心配です」
4月8日に小室圭さんは、代理人弁護士を通じて金銭トラブルの経緯について28枚に及ぶ文書を公表した。そして4日後、小室さんの弁護士は「解決金を払う意向がある」と言い出した。
4日の空白が生じたのはなぜか。
小室家の作戦だと分析するのは、宮内庁関係者だ。
「最初に、お金を払うと言ってしまえば、誰も28枚もの文書など細部まで読まない」
まずは、小室家側の主張を細かく、読んでもらう必要があったのだろう。実際、西村泰彦宮内庁長官が小室さんの文書に対して、「私もその一人で理解しました」と口にした通り、小室さん側の狙いは成功したのだろう。
先の宮内庁関係者は、こう話す。
「そして文書を読む限り、元婚約者が『怪しい人物』で、小室さん親子は、大変だったという印象しか受けません。この文書で金銭問題の経緯が理解できたとテレビなどで発言する識者も出てきた。小室さんの狙い通りですよ」
元婚約者男性は、70代と高齢だ。29歳の眞子さまや小室さんとは、体力も精神力も比較にならない。法律の知識も乏しい素人が現役の弁護士を相手に、戦えるはずもない。さらに西村長官の「理解した」という発言。