左から松本まりか、福士蒼汰(C)朝日新聞社
左から松本まりか、福士蒼汰(C)朝日新聞社
マヂカルラブリーの野田クリスタル(C)朝日新聞社
マヂカルラブリーの野田クリスタル(C)朝日新聞社

 昨年の8月末、こんな記事が配信された。

【写真】日記のおかげ?で今年大ブレークしたお笑い芸人はこの人

<日記がじんわりブーム 習慣化で「情報に流されなくなる」>(NEWSポストセブン)

 コロナ禍以降、日記をつけることがブームになっているという。感染拡大で巣ごもりを余儀なくされるなか、日々のささいな出来事やふと思いついたことを日記にしたためる行為は、ある種の癒やしにもなっているのだろう。こうしたなか、芸能人の間でも、日記ブームが起きているようだ。

 今年初めにモデルのローラ(31)が公開したナイトルーティン動画では、「2021年は毎晩寝る前に日記を書きたい」と宣言。「いつもワクワクしたりよかったと思えることが多いから、そういう気持ちを日記に書いて残したいなって思うの」と語っていた。

「年明けの宣言通り、ローラさんは日記を書いているようで4月7日に出演した『しゃべくり007』(日本テレビ系)でその一部が公開されていました。『だれかをむしょうでたすけたり、よろこばせることが自分の幸せにもつながって、人生はもっともっと愛にあふれる形になっていくんだなって』と、詩的な一文が明かされると、意外な内容にスタジオの共演者からどよめきが上がりました。ひらがなが多めなところがローラさんっぽくてかわいさもありました」(テレビ情報誌の編集者)

 最近メディアに引っ張りだこの女優・松本まりか(36)も日記を書いている芸能人のひとりだ。きっかけは舞台で共演した嵐・大野智に勧められたからだと明かしている。4月6日放送の「ノンストップ」(フジテレビ)に出演した際、「『何でもいいから疲れたとか眠いとかだけでもいいから、とにかく毎日コツコツ続けてみな』って言われて」とアドバイスを受けたことを振り返っていた。

 日記を書き始めた当初はネガティブなことで埋め尽くされていたそうだが、「ちょうど(コロナ禍で外出)自粛中からこれはちょっと見方を変えてみようと思った。その同じ事実をポジティブワードに変えようと」と日記をポジティブに考える練習の場として使うようにしたという。「私はこうなりたい」という少し恥ずかしいことも書いていたそうだが、過去に書いた夢がかなってることに興奮し、活躍や成長を実感できていると明かしていた。

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高梨歩

高梨歩

女性ファッション誌の編集者など経てフリーライターに。芸能やファッション、海外セレブ、育児関連まで、幅広いジャンルを手掛ける。活動歴は約20年。相撲フリークの一面も。

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有名人の日記が相次いで書籍化