記者会見に臨んだ酒井法子(撮影/上田耕司)
記者会見に臨んだ酒井法子(撮影/上田耕司)
バブリーな扇子で「舞い」を披露するのりピー(撮影/上田耕司)
バブリーな扇子で「舞い」を披露するのりピー(撮影/上田耕司)

 5月20日、東京・銀座の中華料理店で、のりピーこと歌手・女優の酒井法子(50)の記者会見が行われた。先月末に事務所を独立して以来、初の公の場となった。

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 酒井はシースルーのドレス姿で、記者のうしろから登場。

 サントリー「角ハイボール」のCMソング「ウイスキーが、お好きでしょ」、“水割りを下さい”の歌詞で知られる「メモリーグラス」をメドレーで歌い、バブル期のディスコを思い出させるような扇子を持ち、体をくねらせた。

 まさに昭和のノリ(法)! 酒井のナマ声に、店内からは手拍子が起こった。

 2曲目は、1995年発売の大ヒット曲「碧いうさぎ」をシックに歌い上げた。同曲は今秋に「2021年バージョン」が発表される予定で、制作を進めているという。

 トークでは、「私も49になります」と言ってから「あれ、もう50になったんだった、今年」と変わらない“天然”ぶりで笑いも誘った。

 会見が始まると、酒井は「独立してからの3週間は激動でした。エンターテイメントは人を笑顔にする力がある。これからもエンターテイメントを信じていきたい」と抱負を語ったうえで、今月開設した公式YouTubeチャンネルの4作目となる動画の内容も明かした。

 21日に公開された動画は、俳優の京本政樹(62)とコラボした時代劇「1億のスマイル『正しいマスク会食』法姫とまさ」。BGMにオーケストラを起用するなど総制作費に1000万円かけたという。京本とは酒井が19歳のときにバラエティー番組で共演したことがあり、京本は動画の中で「きょうは(共演して)光栄でございました。またご一緒したいです」と語っている。

 酒井は会見で「未来」についてこんな思いを語った。

「『先に与える』ということをテーマにして続けていきたいです。『先に与える』というのは、たとえば、1人が3人を親切にして笑顔にしたら、その3人が次の日に誰かに親切にして笑顔にする。そうしたら、なんと17日後には日本の人口1億2000万人に笑顔が広がるんです」

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上田耕司

上田耕司

福井県出身。大学を卒業後、ファッション業界で記者デビュー。20代後半から大手出版社の雑誌に転身。学年誌から週刊誌、飲食・旅行に至るまで幅広い分野の編集部を経験。その後、いくつかの出版社勤務を経て、現職。

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「過去に戻ろうとするんじゃなくて…」