元グラビアアイドルでタレントの杉原杏璃(39)は、昨年9月に投資系YouTuberとしてデビューした。23歳から始めたという杉原の投資術は以前から話題になっており、すでに「株式投資」と「不動産投資」の2冊の本を出版。過去のインタビューでは資産は1億円を超えたことを明かしている。私生活では昨年4月に40代の音楽出版社代表の男性と離婚。結婚生活はわずか1年半でピリオドを打った。公私ともにめまぐるしいスピードで前に進んでいく杉原は、どこに向かっているのか。本人を直撃した。
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――まず、投資に目覚めたきっかけを教えてください。
始めたのは、23歳の時です。実は、投資はやりたくて始めたわけではなくて、お金が必要だったから始めたんです。田舎から上京したけれど、芸能界の仕事だけでは食べていけなくて、生活に苦労していました。仕事で花が咲くまでは時間がかかると思っていたので、仕事とは別に揺るがない収益の基盤を持ちたかったんです。どうにかしてお金を生み出さなければ! と考えていた時に、株に出会いました。
当時はモデルのオーディションで忙しかったので、夢を優先しながら稼ぐには、パソコンひとつでできて、少ない時間でリターンが期待できる株しかないって思ったんです。すぐにハウツー本を1冊買って、始めてみました。
――初めて買った銘柄は何だったのでしょうか。
東京ドームの株でした。野球が好きなので、「(株の配当で)タダで野球を見に行けるのでは」という単純な発想からです。次に買ったのは、建設業界の株。父が建設業を営んでいたので、身近だったんです。最初の資金は30万ちょっとでした。
何もわからないまま買ったのに、1~2カ月たったら、ちょっとだけ上がっていました。時代が良かったのかな。でもこの時は遊びたい時期だったので、あまり株の勉強はしていませんでした。パソコンを開いて、上がっていれば売る、下がっていれば待つというシンプルなやり方でした。