今季は所属チームのフランクフルトで出場機会が減っている鎌田大地(写真/gettyimages)
今季は所属チームのフランクフルトで出場機会が減っている鎌田大地(写真/gettyimages)
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 大迫勇也、武藤嘉紀は神戸、長友佑都はFC東京に移籍するなど海外組に大きな動きがあったが、他にも国内への復帰も含めシーズン途中に動きそうな選手が存在する。所属するチームの中でなかなか出場機会を得られていない“くすぶる”4選手をピックアップし、チームでの立ち位置や移籍可能性のあるチームをまとめてみた。

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南野拓実|リヴァプール

リーグカップ4回戦後、ユルゲン・クロップ監督は「タキはハイクオリティな選手。素晴らしい瞬間を迎えているし、トレーニングでは今夜よりもはるかに良くなっている。我々のゲームもよく理解しているね」と賛辞を送った。しかしその一方で、「タキの問題は……、彼のポジションの他の選手が本当に優秀。ありがたいことにケガもない。たったそれだけなんだ」とも語っている。

これほど南野の現状を表す言葉はないだろう。今夏のレンタルバック後、リーグカップでは2試合で3得点。好調を続け、カップ戦出場組の中では頭1つ抜けたプレーを見せている。結果も申し分ないほどだ。

だが、リヴァプールの3トップは別格だ。モハメド・サラーは今や止めようがないほどのアタッカーにまで進化し、昨季は不調も騒がれたロベルト・フィルミーノも完全復活。サディオ・マネは相変わらず現代アタッカーに求められるすべての仕事をハイレベルでこなし、ここにディオゴ・ジョタという万能FWも加わった。この4人を押しのけてスタメンを勝ち取れる選手は、リヴァプールという特性を考えると、世界を見渡してもほとんどいない。

南野自身は、以前に出場機会が訪れないことは「問題ない」と話したが、現在26歳とこれから選手としてのピークを迎える時期に、ベンチでくすぶるにはあまりにももったいない(プレミアリーグでは10月31日のブライトン戦で3分に出場したのみ)。目に見える結果を出しても状況が変わらないのであれば、1月に再び新天地を探すことも考慮すべきだろう。狭い局面でプレーでき、後方と前線をつなぐリンクプレーも上々、さらに高い戦術理解度でプレス精度も抜群となれば、欲しがるクラブは必ずある。ダニー・イングスが抜けて苦しむサウサンプトンへ再び加入するのもアリかもしれない。

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香川はJリーグに復帰?