そんななか、10月26日から、新商品の「パリチキ」が登場しました。
同じフライドチキンでも、「ちょっと脂っぽさや味の濃さが気になるかな……」という、主に女性やシニア層に向けて、「Lチキ」より衣を約4割薄く、塩分量を約2割減らしました。
ただ、もちろん大事なのはおいしさ。ヒントにしたのが、この数年、スイーツで展開している「新食感シリーズ」です。人気商品の「バスチー」は、レアでもベイクドでもない「食感」だと高い評価をいただいています。
そこで、これまでにない「チキン界の新食感シリーズ」として、「パリパリ」&「ジューシー」な「パリチキ」を開発しました。
おかずやおやつに、クリスマスにも、「僕はLチキ!」「私はパリチキ」と楽しんでもらい、「やはりチキンはローソンだね!」と思っていただけるような商品に育てていきたいと考えています。
竹増貞信(たけます・さだのぶ)/1969年、大阪府生まれ。大阪大学経済学部卒業後、三菱商事に入社。2014年にローソン副社長に就任。16年6月から代表取締役社長
※AERA 2021年11月8日号