放送作家・鈴木おさむさんが、今を生きる同世代の方々におくる連載『1970年代生まれの団ジュニたちへ』。今回は、話題の新作ゲームアプリ「ピクミン ブルーム」について。
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数年前に大ヒットしたアプリ「ポケモンGO」。あれがリリースしてしばらくは、街中でスマホを開きながら歩いてる人が本当に増えて、僕も、スマホを開きながらいつも通っている道でなんとかレアなモンスターを捕まえようと必死になりました。
アプリ一個で街の景色を変えてしまうなんて、キャラクターの力って本当にすごいなと思いました。
そして、今週、その「ポケモンGO」を作ったNianticが任天堂と共同開発した新しいアプリを突如、リリースしました。
名前は「ピクミン ブルーム」です。そうです、ピクミンの位置ゲームなのです。
うちの6歳の息子は去年から強烈にピクミンにハマり、僕もそれまでピクミンをやってこなかったのですが、やり始めたら睡眠時間を削るほどピクミンの虜に。
そんなピクミンの位置ゲーム??え?ポケモンGOのピクミン版?と超期待してダウンロードしました。すると、それはポケモンGOとは少々、いやだいぶ違うゲーム。
じゃあ、ガッカリかって言うと、そんなことはなく、始めて三日たち、この新たなゲームの虜になっています。
この「ピクミン ブルーム」は、ピクミンの苗からピクミンを育てます。そして増やしていったピクミンと一緒に自分のアバターキャラが街を歩く。
アプリの中のCGで描かれた街なのですが、自分が住んでいる街と全部連動しています。道などもそのまんま反映されているのです。
ポケモンGOは、街でモンスターをゲットするのが楽しみでしたが、これは何か?と言いますと、ピクミンを増やしていくのが楽しいところ。じゃあ、どうやって増やすのか?というと、苗を植えて育てるのですが、じゃあ、どうやって育てるのか?簡単です。「歩くんです」。ただ歩く。歩いた数だけ、苗が育ってピクミンになるのです。