これはゲームというよりも、「歩数計」なんです。アプリを起動させてなくても、歩数計として数えてくれていて、歩いた分だけ苗が育って、ピクミンも育つのです。
かわいいかわいいピクミンを少しでも増やしたくて、49歳のおじさん、この3日間で早速歩数が増えてしまってます。
僕は車移動のため、なかなか歩きません。なのに、車で移動せずに、30分以上歩きたくなる。なぜなら、ピクミンを増やしたいから。
ここまで書くと「また、大げさに書きやがって」と思うでしょ??これ、本当なんです。
しかも本当の街の道と連動しているので、街の有名なショップとかには、大きな花が咲いてたりするんです。まあ、ここは説明するよりやっていただくしかないんですが。
歩くのが嫌いなおじさんが、こんなに歩いてしまっているんだから、おそらく、今週から年末にかけて、「ピクミン ブルーム」はとんでもなく人を歩かせることになるでしょう。
しかもこのリリースが、コロナが少し落ち着くのを待っていたかのようなスーパーグッドタイミング。
そして、うちでは、息子もこの僕のアプリを見て興奮気味。一緒に歩くんです。
自分が歩くことが増えるだけでなく、子供とコミュニケーションを取りながら歩く時間を増やしてしまう。
いや~、やっぱり強烈なIP、キャラクターって世の中を変えることが出来るんだな。
さあ、今日もこれから歩いて花を咲かせよう。
■鈴木おさむ(すずき・おさむ)/放送作家。1972年生まれ。19歳で放送作家デビュー。映画・ドラマの脚本、エッセイや小説の執筆、ラジオパーソナリティー、舞台の作・演出など多岐にわたり活躍。パパ目線の育児記録「ママにはなれないパパ」(マガジンハウス)が好評発売中。毎週金曜更新のバブル期入社の50代の部長の悲哀を描く16コマ漫画「ティラノ部長」と毎週水曜更新のラブホラー漫画「お化けと風鈴」の原作を担当し、自身のインスタグラムで公開中。コミック「ティラノ部長」(マガジンマウス)は10/4に発売になった。「お化けと風鈴」はLINE漫画でも連載スタート。YOASOBI「ハルカ」の原作「月王子」を書籍化したイラスト小説「ハルカと月の王子様」が好評発売中。長編小説『僕の種がない』(幻冬舎)が発売中。
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