※写真はイメージです(gettyimages)
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 嵐のライブ映画「ARASHI Anniversary Tour 5×20 FILM “Record of Memories”」が、11月3日、公開される。125台のカメラで記録した「あの日のあの時」を、櫻井翔と堤幸彦監督が語り合った。AERA 2021年11月8日号の記事を紹介する。

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――2018年から1年以上かけて50公演を行い、累計237万5千人を動員した20周年ツアー「ARASHI Anniversary Tour 5×20」。嵐にとって初となるライブ映画は、いわゆる「ツアー中の公演の映像記録」の域をはるかに超えている。映画のためだけに東京ドームでシューティングライブを行い、5万2千人の観客を入れ、その模様を100台以上のカメラが追う。そんな前代未聞の規模で誕生した。

櫻井:嵐は昔から堤監督にお世話になっています。だけど、僕らの、いわば一丁目一番地、歌って踊るライブを撮ってもらうのは今回が初めて。どう料理してくれるのか、すごく楽しみでした。一方で、20周年ツアーを映画にすること自体は非常にチャレンジングな試みだとも思いました。会場で見てくれた人も多いだろうし、ツアーDVDも発売されている。その後での映画なので、相当ハードルが高いんじゃないかと。

■やるからには徹底的に

堤:その通りですよ(笑)。僕も本当にみんなが若い頃から知っているので、親戚のおじさんみたいな気持ちがあるんです。そんな彼らが国民的なスター、国民的なアイドルグループに成長して、パフォーマンスも日本最高峰のものをやっている。それをライブ映画として記録できることは本当に幸せですし、やるからには徹底的にいこうと思いました。一人一人を多角的にもぎ取って、一瞬たりとも撮りこぼさない。そのためには、125台のカメラでも足りないぐらいの気持ちでした。

櫻井:普通はそんな台数使わないですよ(笑)。でも、そこに堤監督を感じました。むちゃくちゃするなぁと思って。

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