くら寿司 原宿店

 例えば、JR東日本は先月、「Z世代」をターゲットとしたカフェを新大久保駅にオープンしましたし、キリングループが、Z世代向けの「午後の紅茶」を発売するなど、この世代を狙った施設や商品が続々と登場しています。

 そして、くら寿司も12月9日、「Z世代の聖地」と言われている原宿に、Z世代をターゲットとしたお店をオープンします。

くら寿司 原宿店

 原宿のど真ん中・神宮前交差点のすぐ目の前にオープンする「くら寿司 原宿店」は、くら寿司として、浅草ROX店、大阪道頓堀店に続く、日本で3店舗目のグローバル旗艦店です。

 白木作りの内装や、浮世絵や提灯など日本文化を象徴するデザインになっている点は、他の2店舗と同じですが、お店の真ん中に、色鮮やかなネオンで装飾した、「スイーツ屋台」を設置。この屋台で、原宿店オリジナルのクレープ寿司やクレープなどのスイーツを受け取って、お席やテラスなどで食べることができます。

 他にもいろいろな素敵な工夫を凝らした店舗になっていますので、ぜひ、Z世代以外の皆さんも、東京に来られた際には来店して、Z世代の空気を感じてみてはいかがでしょうか?

○岡本浩之
おかもと・ひろゆき/1962年岡山県倉敷市生まれ。大阪大学文学部卒業後、電機メーカー、食品メーカーの広報部長などを経て、2018年12月から「くら寿司株式会社」広報担当、2021年1月から取締役 広報宣伝IR本部 本部長。

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