ダチョウ倶楽部のギャグ「喧嘩したらチュー」は実はカンニング竹山の発案！真相激白

　飲み会以外にも、竜兵会のお正月旅行の行先が石垣島で、僕は別で、家族と後輩で旅行していたところ、一緒に合流して飲んだりとかしていました。だから僕の芸能界の一番初めの師匠というか、一番可愛がってもらっている先輩は竜兵さんですよね。

　僕は他の事務所だけど受け入れてくれたっていうのは有難かったですね。その点は一番感謝しています。今でも何かあったら、竜兵さんのことを思うというか、ちょっと自分の中では特別な存在です。向こうはそんなこと思っていないかもしれないけど（笑）。

　今回のテレビ番組で竜兵さんが秘話を告白したのは、「喧嘩してチュー」の話ですよね。一緒に飲ませてもらうという交流から、僕も竜兵さんと仕事が一緒になる機会も多くなり、そんな折にとある特番に出演しました。大きなひな壇がハの字にスタジオにあって、そこに10人ずつ若手チーム・ベテランチームみたいな区分けで、僕は若手チーム、竜兵さんはベテランチーム。打ち合わせの時にキレる竜兵さんと、それにキレる竹山がケンカしてくれってスタッフから言われたんですよ（笑）。そもそも「喧嘩してくれってなんだよ！」って（笑）。竜兵さんから「竹山、どうする？」って言われて、「本当ですよね……喧嘩する必然がないですよね……」って、2人で困っていた。「無理やりキレるか」って、話はまとまった。でも、最終的にオチがない。

　それで、本番始まるまで「どうします？」って話し合っていて、取っ組み合いするのもいいけど、ダチョウ倶楽部のギャグに取っ組み合いして仲良しみたいなのもあったから、「じゃぁ、竜兵さん、喧嘩を始めて、ひな壇から降りてきて、スタジオの真ん中で言い合いになって、ガンつけて顔を寄せ合って、最終的に2人がチュッてキスする。チューしたら2人ともものすごく照れてシュンとなって“ごめんな”って言い出すというのはどうですか？」　と話したら、竜兵さんが「それいいな！！」ってなった。アドリブ的に作り上げたんですよ。それで、喧嘩してチューしたら、2人が優しくなって「ごめんな」「こちらこそすみませんでした」と言って握手して終わるというギャグができた。