男子ゴルフの石川遼が新型コロナウイルスに感染したことが判明した。報道によると、マネント会社からの説明として、PCR検査を12月28日に受け、翌29日に陽性反応が。発熱の症状などがあったが、現在は回復傾向にあるという。埼玉県内の自宅で療養するという。
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弱り目に祟り目だ。石川は10月に行われた米下部ツアーの2次予選会から帰国後、自主隔離期間中に関わらず、一般客も利用するゴルフ場で練習やラウンドをしていたことが週刊誌の報道で判明。複数人で食事などをしていたと報じられた。日本ゴルフツアー機構と選手会の副会長職などを辞任。同機構から科された今月15日までの1カ月間の出場停止処分を受けた。
謝罪会見を開いた際に、「大変恥ずかしい話になりますが、このコロナ禍で2年間海外と日本のツアーが何度もあって、自宅で隔離のほか、五輪関係の特別措置が今年1月にありました。それを受けて、条件を満たせば練習を行えるということで練習をしていました。五輪が終わり、強化指定選手でなくなるわけですが、自分のいいように思い込んでしまっていた。しっかりと確認して、明確にルール違反していると理解していれば、自主隔離中になるべくほかの方と接触しないルートで練習場に行けました。他のお客さんもいましたし、僕に気づく方もいました。その中で自分はルール内で練習をしていると思い込んでいたことは、恥ずかしいことです」と何度も謝罪。
時に涙で声を詰まらせる場面も見られたが、「言い訳がましくて伝わらない」、「何が悪いのかわかっていない。過ちの重大性が伝わってこない」など批判の声がさらに高まる結果となった。
スポーツ紙記者は複雑な表情を浮かべる、
「石川の会見で心底反省して謝罪する意思が伝わってきました。それがネットの書き込みを見ると、想像以上に叩かれている。今回のコロナ感染もそうです。まるでコロナに感染したことが悪いような書き込みが大きく見られる。過ちは反省しなければいけないですが、それとコロナに感染したことは別問題です。イメージで叩くのは良くないと思います」