試合後に「今後のことは一度考えます。引退も含めて…、ちょっと考えてみてって感じです」と記者会見で胸中を明かしたが、その後に自身のツイッターで、「俺は負けない事に必死になりすぎていた。あと何試合出来るかわからないけど、また負けるかもしれないけど 次からは勝ちに行く」と一転して現役続行を明言。
格闘家とYouTuberの兼業に賛否両論の声が上がっていたが、「YouTubeを辞めて格闘技だけをやればいいってのは当事者じゃないから言える綺麗事。社長として人生を変えてしまった仲間を守っていく責任もある。メンバーは辞めてもいいと言うけどその選択はないし、この環境で俺は復活する」と力強く宣言していた。
10月の萩原京平戦で危なげなく判定勝ちしたが、真価が問われるのは斎藤との再戦だ。ネット上では「最近受け身の戦いが多い。試合前のパフォーマンスは派手だけど、試合内容は地味なんだよね」、「正直、YouTubeで成功して牙を抜かれた感じがする。表情が優しくなり、戦いぶりも安全運転でリスクを冒さない。賢いんだろうけど、前みたいに荒々しい方が好きだったな」などのコメントも相次ぐ。
31日の戦いぶりが注目される。
(西川秀之)