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今週後半からゴールデンウィークにかけて、再び、最高気温25℃以上の夏日が続出する予想です。気象庁は、きょう18日(月)「高温に関する早期天候情報」を発表。GWは全国的に暑さ対策が必須となりそうです。

気象庁「高温に関する早期天候情報」発表

今週後半から、再び、夏のような暑さに注意が必要です。

気象庁は、きょう18日(月)、4月24日(日)~5月2日(月)にかけて、全国的に気温が平年より「かなり高く」なるとして、「高温に関する早期天候情報」を発表しました。今年のゴールデンウィークは、暑さ対策が必須となりそうです。

早期天候情報とは、その時期としては10年に1度程度しか起きないような著しい高温や低温、降雪量(冬季の日本海側)となる可能性が、いつもより高まっているときに、6日前までに注意を呼びかける情報です。「高温に関する早期天候情報」は、6日先から14日先までの期間で、5日間平均気温が「かなり高い」となる確率が30%以上と見込まれる場合に発表されます。

週後半から夏日続出

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19日(火)~20日(水)は全国的に晴れて、20日(水)は名古屋や大阪などで最高気温25℃以上の夏日予想です。きょう18日(月)の名古屋市は日中14℃くらいと3月中旬並みの肌寒さとなりましたが、あす19日(火)は一転、夏日に迫る暑さとなりそうです。

21日(木)は西から天気が下り坂。22日(金)は広く雨となりますが、名古屋は最高気温26℃と蒸し暑くなりそうです。一方、札幌は晴れて、最高気温20℃前後と5月下旬並みの予想です。

23日(土)は曇りや雨でも気温は高め。全国アメダスの約3割で、最高気温25℃以上の夏日予想。

24日(日)も九州~関東では、夏日が続出。25日(月)は雨でも気温は高く、全国のアメダス4割以上で夏日予想です。

GW 雨の日も夏日予想

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26日(火)は、全国的に雨となりますが、関東以西は夏日が続く見込みです。

27日(水)は、北海道~近畿にかけて晴れますが、28日(木)は西から雨の範囲が広がる予想。

ゴールデンウィーク初日となる29日(金)「昭和の日」と30日(土)は、九州など一部で晴れ間があるものの、曇りや雨の所が多いでしょう。ただ、気温は高く、名古屋などで夏日予想です。

5月1日(日)は、九州~東北は晴れて、日中は過ごしやすい所が多いでしょう。

先週(4月11日)は岩手県の6地点で、今年全国初の真夏日(最高気温30℃以上)が出るなど、季節先取りの暑さとなりましたが、再び、暑くなりそうです。熱中症を予防するためにも、暑さに慣れておく事がポイントです。

日常生活でできる暑熱順化

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熱中症というと盛夏期特有のものというイメージがありますが、この時期も注意が必要です。

気温自体は真夏に比べると高くなく、湿度も比較的低いため暑さは夏ほど感じません。ただ、人間の体が暑さにまだ慣れていないため、少しの暑さでも、熱中症を発症するリスクが高くなります。

暑さに慣れるために、「暑熱順化」を心がけましょう。30分程度のウォーキングやサイクリング、ストレッチなど適度な運動、シャワーだけでなく湯船に使って汗をかきやすい体づくりを。

汗をかいたら、こまめに水分を補給するなど、この時期特有の「暑さ対策」を万全にしましょう。