──今回、撮影中のルーティーンはあった?

 朝ごはんが一緒だったことですね。マネジャーさんがサンドイッチとおにぎりを買ってくれるんです。でも、僕は卵とシャケねって言っているんだけど、あるときから卵と梅になったり、いろいろ変わってきて。

 僕、梅ってあんまり得意じゃなかったんですけど、もう朝だから何も言わずに食べてたら、「あ、けっこううまいな」と思って。マネジャーさんのおかげで梅が好きになったから、ちょっと感謝もしてます。

──では、今までの芸能生活で「無理しているかも」「自分らしくないかも」と思ったときは?

 ありましたね。嵐として忙しくなりはじめた数年は、嵐のメンバーでありながら嵐がどんどんどんどん先に行っちゃうような気がするというか。

 でもそういう時期も踏ん張ってきました。生き急いでいる感じがしたので、「ちょっとゆっくり自分のペースで考えながら、一つひとつやっていこう」って思ってからは、わりと大丈夫でした。

──ホラーという新境地に挑みましたが、ほかに挑戦したいことはありますか?

 久しぶりに海外に行きたいですね。コロナになってから行ってないし。最後に行ったのは、仕事で嵐のメンバーと行ったロス(ロサンゼルス)かな。うーん、どこがいいかな、アジアのどこかもいいし、アメリカでもいいし。あ、イタリアとかも行ってみたいな。ごはんもおいしいですし(笑)。

(構成/本誌・大谷百合絵)

週刊朝日  2022年9月23・30日合併号

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