メタリカ、最新シングル「ルクス・エテルナ」をライブで初披露
メタリカ、最新シングル「ルクス・エテルナ」をライブで初披露

 現地時間2022年12月16日、メタリカが、チャリティー・ライブ【Helping Hands Concert & Auction】を開催し、最新シングル「ルクス・エテルナ」を初披露した。

 11月にリリースされた「ルクス・エテルナ」は、米ビルボード・ハード・ロック・ソング・チャート“Hot Hard Rock Songs”チャートで初登場1位を記録し、メインストリーム・ロック・エアプレイ・チャート“Mainstream Rock Airplay”でもトップに上り詰めた。同曲は2023年4月14日にリリース予定の11thアルバム『72シーズンズ』からの先行配信曲となっている。

 「今日のこのギグがあまりにも特別だから、アルバムから“ルクス・エテルナ”を演っちゃおうと思う」とジェイムズ・ヘットフィールドが話すと観客は大歓声で応え、「今日ここでライブ初披露をしようと思うんだけど、どう?」と彼はさらに観客を煽った。

 ソールドアウトとなった今回のチャリティー・ライブは米ロサンゼルスのマイクロソフト・シアターで開催され、ジミー・キンメルが司会、グレタ・ヴァン・フリートがオープニング・アクトをそれぞれ務めた。

 メタリカは、この日のライブで、シン・リジィの「ボーダーライン」とUFOの「イッツ・キリング・ミー」のアコースティック・カバーを披露しファンを驚かせた。また、「ナッシング・エルス・マターズ」ではスペシャル・ゲストとしてセイント・ヴィンセントを迎えた。

 今回のチケットとオークションの収益は慈善財団All Within My Hands(AWMH)へのサポートに充てられる。同団体は食料支援や職業訓練を通して持続可能なコミュニティを作り出すことを目的としている。

 『72シーズンズ』は、メタリカにとって2016年にリリースされ、米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”で通算6作目の1位を獲得した『ハードワイアード…トゥ・セルフディストラクト』以来となるニュー・アルバムとなる。バンドは2023年4月からアルバムを引っさげてのツアーを開始する。