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北陸地方の今年の年末年始は、強弱を繰り返しつつも冬型が続き、山間部を中心に雪の降る日が多いでしょう。特に29日(木)~30日(金)と、1月2日(月)以降は平地でも積雪のおそれがあります。大都市圏から帰省される方は慣れない雪道運転に注意が必要です。
北陸地方の年末年始は、雨や雪の降る日が多い 平地は年末寒波と年明け寒波で広く積雪か
![画像A](https://aeradot.ismcdn.jp/mwimgs/b/4/692mw/img_b4b06b647d167a15f51bed0e87fae3d199934.jpg)
今シーズンの北陸地方の年末年始は、冬型の気圧配置が強弱を繰り返しながらも続くでしょう。
28日(水)は、午前中は日本海の低気圧の前面に入り、午前中を中心に晴れますが、朝は放射冷却で平地でも広く冬日となる所が多いでしょう。濡れた道路の凍結に十分に注意が必要です。
29日(木)~30日(金)は、冬型の気圧配置となり、JPCZが北陸地方へ向かうでしょう。山間部では短時間の強い雪に注意が必要です。平地でも雪に変わり、広く積雪となりそうですが、大雪はなさそうです。
31日(土)~元日(日)は、一時的に冬型が緩み、平地では雨やみぞれに変わる所が多くなるでしょう。元日(日)の朝は、北陸西部の一部でわずかながら初日の出がみられるチャンスがありそうです。また、日中は一時的に寒さが緩み、最高気温が10度に届く所もありそうです。
2日(月)以降は再び冬型の気圧配置が強まり、平地でも再び雪に変わるでしょう。3日(火)は山雪型で、新潟の中・上越の山間部では大雪に警戒が必要です。東京方面へのUターンラッシュに大きく影響を及ぼす恐れもあるため、最新の情報に注意してください。
29日(木)~30日(金)の年末寒波はJPCZの動向に注意 平地の大雪はないが、山間部の雪で帰省ラッシュに影響のおそれ
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29日(木)~30日(金)の年末寒波では、JPCZが北陸地方へ向かうため、山間部では短時間の強い雪に注意が必要です。特に、東京や名古屋方面から帰省される方は路面状態の急変に注意が必要です。鉄道などのダイヤが乱れる可能性もあるため、最新の交通情報に注意が必要です。
平地でも雪に変わり、広く積雪となりそうですが、上空の寒気の強さとしては、先日18日~19日や、クリスマス寒波と比較して弱いため、平地での大雪はなさそうです。それでも東京や大阪など大都市圏から帰省される方にとっては慣れない雪道運転が必要になりそうです。車で帰省される方は冬タイヤの装着は必須で、いつも以上に慎重な運転を心がけましょう。
年明け寒波は山雪型 Uターンラッシュに大きく影響のおそれ
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次の寒気は年明け2日(月)以降となりそうです。2日(月)は北から強い寒気が南下し、平地でも次第に雪に変わるでしょう。3日(火)は、北西風が強まり、山間部で雪の量が多くなる「山雪型」となりそうです。新潟の中・上越の山間部を中心に降雪量が多くなり、大雪となるおそれがあります。Uターンラッシュの時期とも重なり、特に関越道や上信越道を使って東京方面へ向かう方は特に注意が必要です。鉄道のダイヤも大きく乱れるおそれがあるため、日程の変更も含め、最新の気象情報や交通情報を確認するようにしてください。
また、北陸の上空1500メートル付近で氷点下12度以下の寒気が流れ込み、平地でも雪や低温に注意が必要です。平地でも広く0度以下となり、路面凍結に注意が必要です。また、北西~北寄りの風も強まり、新潟の一部ではふぶきで見通しが悪くなることも予想されます。
なお、仕事始めの4日(水)は、JPCZが再び明瞭となり、新潟へ向かいますが、上空の温度が上がるため、平地では雨に変わる予想となっています。ただ、現段階ではまだ不確実性が大きく、上空の寒気次第では平地でも短時間に強い雪が降る可能性があります。山間部では気温が低く経過し、降雪が強まるおそれもありますので、こちらも最新の情報に注意してください。
車で帰省の方はスノータイヤの準備を 立ち往生への備えも必要 雪道運転のポイントは?
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東京や大阪など大都市圏にお住まいの方で、車で北陸地方へ年末年始の帰省を予定されている方や旅行を計画されている方は、慣れない雪道運転が必要になるでしょう。
普段雪の少ない所へお住まいの方はノーマルタイヤの方も多くいらっしゃいますが、北陸地方ではスノータイヤの装着が必須となります。特に、関越道や上信越道を通る場合は大雪のおそれもありますので、スノータイヤであってもチェーンの携行が必要です。立ち往生に備えてスコップやスノーブラシ、軍手・手袋・長靴・毛布・使い捨てカイロといったものも、車に積んでおくとよいでしょう。
車の運転は急発進、急ブレーキ、急な車線変更など、「急」のつく行為は厳禁。発進時はアクセルをゆっくりと踏み、普段よりもスピードを抑えて慎重に運転することが必要です。スリップに備えて車間距離は普段の倍以上とりましょう。トンネルの出入り口や橋の上などは、凍結しやすいので要注意。特に、見た目は濡れているだけでも実際には凍っている「ブラックアイスバーン」には特に注意が必要です。
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