シザ、同名のタランティーノ監督作にインスパイアされた「Kill Bill」のMV公開
シザ、同名のタランティーノ監督作にインスパイアされた「Kill Bill」のMV公開

 シザが、チャートを席巻中の2ndアルバム『SOS』に収録されている「Kill Bill」のミュージック・ビデオを公開した。

 架空の殺人の告白を歌ったこの曲は、最新の米ビルボード・グローバル・ソング・チャート“Global 200”で自身初の首位に輝いており、楽曲が収録された『SOS』は米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”で4週連続首位をキープしている。

 新しいMVは、「Kill Bill」のさらなるチャート・アクションの火種となること間違いないだろう。Christian Breslauerが監督した本作は、クエンティン・タランティーノ監督の同名の映画へのオマージュとなっており、ヴァニータ・グリーン役で、ユマ・サーマン演じるザ・ブライドと共演しているヴィヴィカ・A・フォックスのカメオ出演が見どころとなっている。アニメ、ファンタジー、バイオレンスが散りばめられた、ハイテンションで巧妙なアクションが楽しめる内容に仕上がっている。

 シザは、タランティーノ監督と彼の作品のファンであることを公言している。彼女は、米EWとのインタビューで、「ヴィヴィカ・A・フォックスのキャラクターが大好きだし、ルーシー・リューのキャラクターも大好き。ビルはすごく複雑なので、より大好き」と、2000年代を代表する映画の一つである『キル・ビル』について語っている。

 「ビルは、自分がしたことを理解していないような気がします。彼には感情がないけれど、ザ・ブライドが他の誰かと一緒にいることに耐えられないほど彼女を溺愛していました。そこがすごく複雑でクールなんです。ラブ・ストーリーなんですよ。“Kill Bill”のミュージック・ビデオのインスピレーションを得るために、もう一度映画を観たところです」と話していた。