西麻布の知る人ぞ知る中華料理店がこだわりぬいて作り上げた〝ネギ油〟。家庭でも手軽にプロの味が再現できる。洗練されたパッケージで贈り物にも最適。ネギ油3850円(税込み)、麻辣ネギ油4070円(同)

 小皿、大皿料理はもちろん、担々麺を始めとする麺類、すべて美味しい。さらに、手作りの点心はどれもタレ要らずで、特に人気の餃子は小籠包と同じ工程で作られた格別の味わい。オーセンティックバー『Salon de SHIMAJI』にてバーマンとして酒を振る舞うエッセイストの島地勝彦さんは、「『申申』の味は“新しい天体”に遭遇した感動がある」とまで記している。

 このたび、「うちの料理を作るにあたって大事な役割を担う」と申申さんが言う“魔法のネギ油”こと、「ネギ油」と「麻辣ネギ油」が発売された。

「厳選したネギを、ローストする時間やオイルとの比率などにこだわり、ネギの香ばしさを最大限に活かせるよう、全工程を手作業で仕上げた」自信作。パッケージは、ニューヨーク生活や、アパレルメーカー勤務で培った申申さんのセンスが活きている。ゆえにギフトとして利用する常連客、多数。『申申』の美味は、さらに広がりつつある。

山田美保子(やまだ・みほこ)/1957年生まれ。放送作家。コラムニスト。「踊る!さんま御殿!!」などテレビ番組の構成や雑誌の連載多数。TBS系「サンデー・ジャポン」などのコメンテーターやマーケティングアドバイザーも務める

週刊朝日  2022年9月2日号

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