療養中の佐藤は、うちわ姿で度々登場。3人が昭和の女性アイドル風の衣装で歌をを披露し、次のサラリーマン姿に着替えた後もまだ、サーファーカットのかつらをかぶせられていた。(撮影/小黒冴夏)
療養中の佐藤は、うちわ姿で度々登場。3人が昭和の女性アイドル風の衣装で歌をを披露し、次のサラリーマン姿に着替えた後もまだ、サーファーカットのかつらをかぶせられていた。(撮影/小黒冴夏)

 笑いあり、涙ありの濃密なひとときは、あっという間に過ぎていく。最後の挨拶で3人は、会場を埋めつくすファンの姿をまっすぐ見つめ、あたたかな気持ちを素直な言葉に乗せた。

「今回のツアーは、メンバー3人でライブを続行していくという形になりましたが、みなさんの熱気、そしてメンバーの熱気、それが合わさってとても最高の時間になったと思います。みなさん、今日はいかがでしたでしょうか?[盛大な拍手] 拍手のシャワーは気持ちがいい……。これはもうずっとやめられない、生きてる限り。ありがとうございます。今日はSexy Loversにとっても歴史的な1日になったと思います。一生に一度しかない、ドーム公演の発表の瞬間。その場に立ちあえたみなさんは本当に今幸ある時間を過ごしていると思います。そして僕らSexy Zoneのメンバー5人全員もきっとこのことを心からうれしく思っております。今回のツアーは、10年経ったSexy Zoneが各々それぞれの活躍の場を広げながら前に進んでいく、新たな扉を開く、そんなコンサートだと僕は思っております。そして夢のその先へ、ついに僕たちは、たどり着くことが決まっています。その大きなステージに、Sexy Loversと一緒に、是非とも愛情をたくさん持って突き進んでいきたいなというふうに思っています。みなさん準備はいいですか? 本当にSexy ZoneもSexy Loversも僕は誇りに思ってます。I’m so proud to be Sexy Zone,セクシーサンキュー」(中島)

「今日は勝利のファンもマリのファンも一緒になって盛り上げてくれて本当にありがとう。今は生きづらい世の中かもしれないですけど、決してマイナスなことばっかりじゃなくて、うれしいこと幸せに感じること、たくさんあると思います。だからその幸せに感じることを僕たちと一緒にシェアしていきませんか? それが今回みたいなドーム発表という大きなハッピーなことでもいいし、ちょっとした幸せでもいいんです。生きているなかで、ちょっとした幸せを見つけて、お互いシェアしていきましょう。今日はマスクしていて、みんなの顔見えないけど、でも目の輝きはちゃんと届いてます。そして今日はクラップで盛り上げてくれたり、拍手で盛り上げてくれたり、みんなの愛たくさん届きました。これからはみなさんにたくさん愛をもらったぶん、たくさん返していけるように、このステージで輝き続けたいと思います。本当にこのご時世だけど、会えてよかったね、えへへ。ね、本当に幸せ者だなと思います、僕は。うん。これからもみなさん、Sexy Zoneについてきてくれますか?[盛大な拍手] そのみなさんの拍手を信じて、僕たちはこれからも挑戦し続けるという選択を選び続けていきたいと思います。今日は幸せな時間を本当にありがとうございました。またすぐ会いましょう」(松島)

次のページ