ブライアン・メイ、チャールズ国王からナイトの称号を授与
ブライアン・メイ、チャールズ国王からナイトの称号を授与

 現地時間2023年3月14日、バッキンガム宮殿で行われたセレモニーにて、クイーンのブライアン・メイがイギリスのチャールズ国王からナイトの称号を授与し、「言葉がない!」とコメントした。インスタグラムで公開された写真ではチャールズ国王がブライアンの左肩に剣を当てる様子が写されている。

 サー・ブライアンとなった75歳のブライアン・メイは音楽とチャリティー活動への貢献を称える形でナイト・バチェラーの称号を授与された。クイーンの公式ツイッターは「立ち上がれ、サー・ブライアン。ブライアンのナイト称号授与セレモニーがバッキンガム宮殿で行われた。称号はチャーズ国王自身から授けられた。サー・ブライアン、本当におめでとう!」という祝福の文章を投稿した。

 クイーンのドラマーであるロジャー・テイラーも2020年に大英帝国勲章のオフィサーの称号を授与されているほか、ブライアンも2005年に同勲章のコマンダーの称号を授けられている。

 ナイトの称号を授与されたイギリスのミュージシャンは多く、ブームタウン・ラッツのボブ・ゲルドフ、クリフ・リチャード、ジョージ・マーティン、ポール・マッカトニー、リンゴ・スター、エルトン・ジョン、プラシド・ドミンゴ、ミック・ジャガー、トム・ジョーンズ、ロッド・スチュワート、ボノ、ヴァン・モリソン、キンクスのレイ・デイヴィス、そしてビージーズのバリー・ギブが含まれる。

 ナイトとデイムの称号はイギリスの勲章の中でも最高位のものの一つで、その下に前述の大英帝国勲章のコマンダー、オフィサー、そしてメンバーが続く。称号を授与された人物は自由にサーもしくはデイムの敬称を名前につけることができる。