意義についてしっかり考えることにより、自分のするべき行動が、明確になるのです。
■「未来の自分に手紙を書く」とネガティブ感情を減らせる
また、「1年後の自分に手紙を書く」ということも、モチベーションを上げるのに有効なのだそうです。まさに、新年にぴったりの行動ではないでしょうか。
近年、京都大学のこころの未来研究センターの検証により、1年後の自分に手紙を書くと、ネガティブな感情を減少させられることが明らかになりました。
現在の状況から時間的な距離をとることによって「現在の状況はずっとは続かない」と気づくことができ、物事を長い目でみることができるからだそうです。
特にコロナが蔓延している今、メンタルヘルスケアのためにもいいのではないか、と言われています。
逆に、「1年後の自分から今の自分に手紙を書く」ことも、「1年後の自分への手紙」同様、ネガティブな感情を減らすと証明されているようです。
今年の新年の抱負に対して、「なんのためにそれをやるのか」を考え、具体的に「今日は何をすべきか」まで細かく設定してみましょう。そして紙の手帳に、それを書き込みましょう。
さらに新年を迎えたタイミングで「1年後の自分への手紙」を書いてみてはいかがでしょうか。
その手帳や手紙を、今年一年、何度も見返してみてください。
きっと、昨年とは少し違う一年にできるのではないでしょうか。