プロゴルファーの丸山茂樹氏は、今年の抱負やゴルフ界のためにできることなどを語る。
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あけましておめでとうございます。2022年もどうぞよろしくお願いします。
まず僕自身の新年の抱負からいきます。体の悪いところを少しずつよくして、ちょっとでもゴルフをちゃんとできるようにしたいですね。
どっちが仕事だか分かんなくなってきちゃったんですけど、メディアのお仕事は積極的にいろんな情報をみなさんに提供できるようにしていけたらと思います。
あとは微力ながらゴルフ界のためにもちょっとずつ力になれるように頑張っていくのが大事だと思ってるんで、もちろん青木功さんや協会にお願いされたことの力になったり、ゴルフ界に興味のある方を探したり。そういう活動をちょっとずつやっていくことと、引き続きジュニア関連に力を入れていけたらいいなと思ってます。
国内の男子ツアーを見ると面白い若手選手がどんどん出てきてはいるんですが、女子の人気がすごいですからね。どうやったら「男子も頑張ってるよね」と言ってもらえるのか。何かを見つけない限り、すごく難しいと思うんですよ。僕自身も若手と交流を持って、そういったことを話していけたらと思ってます。
4月にはマスターズがあります。連覇を狙えるのは世界中で松山英樹(29)だけ。少しでも彼が連覇に向けていいゴルフをしてくれて、勝てばもちろんすごいことですけど、もし届かなくても「さすが英樹、マスターズでああいうプレーできるのはすごいよね」という話ができたらいなと思ってます。「連覇を期待してま~す」みたいな上っ面な応援はしたくないんで。すごかったね、惜しかったねという話ができるようなマスターズにしてくれたらいいと思います。
さて、年末の12月30日にタイガー・ウッズが46歳の誕生日を迎えました。復活のためには彼のコメントにもあるように「18ホール歩いてしっかりとプレーする」のをプロアマも含めたら5日間しないといけないわけです。それが可能なのか。