ペットはもはや大事な家族。読者とペットの愛おしい日常のひとコマをお届けします。今回の主役は、猫のはるちゃんとポンちゃんです。
【写真】こんな姿見たことない! 枯れ葉をやさしく抱えて立ち上がる猫
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はるとポンは、5歳の姉妹猫です。4年前、知人のSNSにアップされていた里親募集の記事を見つけたのが出会いです。
ふたりを保護していたのは動物愛にあふれた女性でした。そして、彼女の家の大きな黒猫さんは、人にはあまり懐かない性格のようでしたが、はるとポンにとっては優しい先輩だったようです。
愛情たっぷりに育てられたふたりは、私と主人が初めて会いにいった時もおじけづくことなくコロンコロンころがったり、カーテンによじ登って遊んだりしていました。
会いにいく前は1匹だけのつもりでしたが、「仲のよいふたりを引き離すのは無理だね」と主人と意見があい、ふたりともうちに来てもらうことになりました。
後日、女性が大好きなオモチャや使っていた食器などと一緒にふたりを連れてきてくださいました。彼女が帰り際に涙をこらえていたのは今でも忘れられません。
メールで様子をお知らせしていましたが、残念ながら昨年、彼女は亡くなってしまいました。
サバトラのはるは、とにかく食いしん坊のくせによく吐きます。洗濯物の山に頭からつっこんでいくのも大好きで、時々山から尻尾だけ出ていたりします。
キジトラのポンは、最近お湯を抜いた浴槽が好きすぎて、在宅勤務中の私に一緒に来るよう強く要求します。
無視しているととんでもない大声で鳴くので、致し方なくパソコンを持っていき、浴槽に並んで座って仕事をします。
そうこうしていると主人とはるも見にきて、狭い空間がぎゅうぎゅうになったりもします。
これからも元気で、一緒に笑って暮らしていきたいと思います。(東京都大田区/45歳/会社員)
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※週刊朝日 2022年2月4日号