芸能評論家の三杉武氏は、池田エライザについてこう評する。
「エライザさんはモデル時代には独特の“エライザポーズ”を流行らせたり、クラウドファンディングで資金調達してモデルブックを出版するなど、知名度の低かった10代の頃からセルフプロデュース能力の高さを発揮してきました。俳優や女優が歌手活動を行ったり、お笑い芸人が俳優業や作家活動、監督業に挑戦したり、近年の芸能界は才能に富んだタレントがジャンルを超えて幅広い活躍をみせていますが、エライザさんもその代表的な一人でしょう。文学にも造詣が深く、歌人、劇作家、評論家などさまざまな分野で活躍した寺山修司さんへのリスペクトもあるようですし、今後はさらなるマルチな活躍ができるのではないでしょうか」
多才ぶりに加えて、「ゴチになります」を通じて人柄なども広く知られるようになれば、ファンもますます増えていくだろう。今年は本格ブレークなるか、目が離せない。(丸山ひろし)