日本ハム・新庄剛志監督
日本ハム・新庄剛志監督

 オフはテレビで見ない日がないほど引っ張りだこだった日本ハム・新庄剛志監督。春季キャンプ前も「サプライズ」で話題を独占した。

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 キャンプイン前日の1月31日の夜。沖縄県名護市で自らプロデュースした「花火ショー」を実施した。医療従事者やキャンプ地の名護市民への感謝の思いを込めて2カ月前にイベント開催を決めたという。普段は天真爛漫なビッグボスだが、派手に打ちあがる花火を見た後に涙をぬぐう場面も。自身のインスタグラムで、「花火が打ち上がり終えた後 選手 スタッフ達から次 次と 次は僕たちの番です やったりますの言葉に涙腺が~!!名護市の皆さんご協力ありがとうございました」と感激したことを明かした。

 キャンプ初日の2月1日は予告通り国頭村の「BOSS組(2軍)」で始動した。トライクと呼ばれる白色のド派手な三輪自動車で球場に登場すると、走塁練習では自らベースを駆け抜けて実演。その後はブルペンに移動して投球練習に熱視線を送った。報道によると、新庄フィーバーの取材に駆け付けた報道陣にサプライズでランチを提供。バターカレーと、キーマカレーの2種類、100食分が用意されたという。

「新庄監督の一挙手一投手にメディアの視線が注がれています。DeNAの監督に12年に就任した中畑清さんの時とフィーバーぶりが似ています。あの時も中畑さんがインフルエンザに感染し、キャンプに参加できずに宿舎から選手に向けて手を振っただけでスポーツ紙の1面を飾った。監督ばかり注目されていることに冷ややかな声もありますが、メディアに注目されることで選手の意識も変わる。新庄監督の目に留まれば、その選手は大きく取り上げられるわけですから。レギュラーが白紙になり、選手たちも期する思いが強いでしょう。チームがどう生まれ変わるか楽しみです」(スポーツ紙記者)

 グラウンド外の行動や言動で日本ハム、球界を盛り上げた新庄監督だが、本当の勝負はこれからだ。3年連続Bクラスに低迷していたチームを「常勝軍団」に変貌させるのは容易なことではない。昨季途中に中田翔が巨人にトレード移籍し、オフに西川遥輝、大田泰示、秋吉亮が「ノンテンダー」で退団した。清宮幸太郎の復活、吉田輝星、万波中正ら将来を嘱望される若手の活躍が期待されるが、チームを刷新して「世代交代の時期」はある程度のミスに目をつむって若手を起用し続けなければ育たない。

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