合計得点全体3位で決勝に進んだ6日午後には、18歳の鍵山優真が、4回転4本を決める素晴らしい演技で男子1位を奪取。7日には「りくりゅう」がまたしてもパーソナルベストを更新して大殊勲の2位、小松原組が5位につけると、最後は坂本花織が持ち味を充分に発揮した滑りで2位。チーム一丸となって、宇野の好演技から始まった良い流れをつなぎ切り、歴史的な銅メダルを獲得した。
内海さんは、宇野のさらなる活躍を願う言葉に力を込める。
「宇野選手が、個人戦でも素晴らしい演技をされることを、レオニダス一同心から願っております。凱旋の際には、ぜひともお祝いと御礼をと考えております」
個人の男子フリースケーティングは、10日に行われる。バレンタインデーより一足早く、宇野の笑顔が弾けることを期待したい。(菱守葵)
※週刊朝日 オンライン限定記事