計太(けいた)/1989年、奈良県生まれ。大阪教育大学スポーツ科卒、早稲田大学大学院スポーツ科学研究科修了。パーソナルトレーニングジム「ボクノジム」経営。モットーは「2か月後の減量よりも1年後の健康」。
計太(けいた)/1989年、奈良県生まれ。大阪教育大学スポーツ科卒、早稲田大学大学院スポーツ科学研究科修了。パーソナルトレーニングジム「ボクノジム」経営。モットーは「2か月後の減量よりも1年後の健康」。

 マグネシウムが不足すると、エネルギー代謝がうまくいかないだけでなく、高血圧や糖尿病、腎臓病のリスクが高まると考えられています。マグネシウムは玄米、豆類、海藻類、緑黄色野菜などに多く含まれます。これらの食品を食べる頻度が少ない人は特にマグネシウム不足に陥っている可能性が高そうです。

【不足しがちな栄養素2】鉄

 鉄が足りないと貧血になり、体のだるさや疲れやすさにつながってくると言われています。特に月経のある女性は失われる分もあるので、意識的に摂取すべきと考えられます。鉄の補給を心掛けることで、月経に伴う体調のアップダウンが抑えられる人も多いです。それが結果的に食欲安定につながり、ダイエットも円滑に進められる可能性が高くなります。また、鉄もマグネシウム同様にエネルギー代謝では必要とされるミネラルの一種です。

推奨量は 男性:7.5mg 女性6.5mg(月経なし)、10.5mg(月経あり)
摂取量は 男性:7.2mg 女性6.4mg となっています。

 特に若年女性(10~14歳)においては推奨量が12.0mgまで高まります。若い女性ほど鉄不足の可能性が高くなると考えておきましょう。

 食品としては、魚介類、肉類、豆類、緑黄色野菜に多く含まれています。その中でも、レバーや魚介類は吸収効率が良いのでオススメです。

【不足しがちな栄養素3】ビタミンD

 ビタミンDは骨や筋力の維持、インスリン抵抗性の改善に関与します。インスリンとは、食後に上がった血糖値を下げる働きのあるホルモンのことで、インスリンが効きにくくなる状態をインスリン抵抗性と言います。インスリンの効き目が悪い状態が続くと、糖尿病や高血圧につながると言われています。ダイエッターとしては不足を避けたい栄養素です。

 ビタミンDは、食品から摂取するだけではなく、日光に含まれる紫外線を浴びることで皮膚でも合成されるビタミンです。

 食品から摂取するビタミンDは

目安量 男女:8.5μg 
摂取量 男性:5.5μg 女性4.9μg 

となっており、男女ともに不足している状況です。

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コロナ禍でビタミンD不足が加速?