小池徹平さん(左)と林真理子さん (撮影/写真部・加藤夏子、小黒冴夏)
小池徹平さん(左)と林真理子さん (撮影/写真部・加藤夏子、小黒冴夏)

林:あれは単に歌って踊ってじゃなくて、内面を深くえぐるような作品で、日本もこれだけのミュージカルができるんだ、ということを見せてくれるような感じですよね。

小池:ああ、すごくうれしいです。緻密な脚本と演出で、当初はもっと長かったのが、ブロードウェーで上演するうちにどんどん無駄が省かれていって、それを日本に持ってきているので、ほんとに見やすいし、やってて気持ちがまったくブレないというか、疑問がないんですよね。全部つながるので。

林:再々演、楽しみにしてますよ。チャーリーに会えるのがとても楽しみ。

小池:うれしいです。さらに成長したチャーリーをお見せしたいと思ってるので。

林:「るろうに剣心」も、ブロードウェーにかかるといいですよね。たしか秋元康さんもブロードウェーでいろいろ計画していらしたけど、コロナで延期になったと聞いています。これからまた、日本製のミュージカルの企画、増えてくるんじゃないですかね。

小池:ああ、そうなっていくといいですね。

林:きょうはお目にかかれてうれしかったです。

小池:ありがとうございます。頑張ります!

(構成/本誌・直木詩帆 編集協力/一木俊雄)

小池徹平(こいけ・てっぺい)/1986年、大阪府出身。第14回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストでグランプリを受賞。2002年「WaT」を結成、以降ドラマ・映画・舞台など幅広く活躍。16年度の菊田一夫演劇賞で演劇賞を受賞。近年の主な出演作に舞台「ロッキー・ホラー・ショー」「キンキーブーツ」「1789−バスティーユの恋人たち−」、ドラマ「わげもん~長崎通訳異聞~」「青天を衝け」など。主演ミュージカル「るろうに剣心 京都編」(5月17日~6月24日 IHIステージアラウンド東京)が控える。

週刊朝日  2022年4月15日号より抜粋

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