
料理研究家の黒田民子さんが教える「家つまみでひとやすみ」。今回は「ヤリイカの春菊マヨネーズ和え」。
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春のおつまみにおすすめのヤリイカ。下処理が面倒という方も多いかもしれませんが、慣れてしまえば簡単。この機会にぜひチャレンジして、旬のイカのおいしさを味わってください。
まずはイカの内臓を取り除く作業から。胴の中に指を入れると内臓とくっついた部分があるので、それを指ではずします。そしてエンペラと足をつかんで、ゆっくりと内臓を引き抜きます。硬い軟骨も引き抜いてください。
目の下を切り落とすと、足の中心にクチバシがあるので押し出して取り除きます。エンペラは上から下に向かって皮と一緒にむき、残った皮はキッチンペーパーを使うときれいにむけますよ。
胴と足を水洗いして、水気を拭き取ったら下処理は完了! 食べやすく切り、サラダ油で少し焼き色が付くまでソテーしましょう。
ソースはマヨネーズに醤油とレモンの酸味を加えた、ちょっと和風味。甘みのあるイカに春菊の苦みがきいてお酒が進みます。日本酒や白ワインとどうぞ。
(構成/沖村かなみ)
◆ヤリイカの春菊マヨネーズ和え

【材料(2人分)】ヤリイカ1杯、春菊1株、塩・黒胡椒各少々、A(マヨネーズ大さじ1/2、醤油少々、レモン果汁小さじ1/2)、サラダ油適量
【作り方】(1)ヤリイカは胴から内臓を引き抜き、軟骨を取る。内臓、目、クチバシを切り落とし、皮をむいて水洗いして水気を拭き取る。(2)(1)の胴を2cm幅に、ゲソは4等分に切り、サラダ油を熱したフライパンで表面に焼き色を付け、塩、黒胡椒を振る。(3)Aを混ぜ合わせ、春菊の葉のみじん切りを加えて混ぜる。(4)(2)を(3)のソースで和え、器に盛り付ける。
【ワンポイントアドバイス】イカの胴に指を入れ、内臓との接合部分を指ではがして引き抜き、内臓を取る。
春菊は生でも食べられる葉の部分だけをみじん切りにしてソースと混ぜる。
※週刊朝日 2022年4月15日号