つじあやのが語る、音楽と子育てと様々な“WOMAN”「一言では済ませられない感情の複雑さ」

──4月16日にはビルボードライブ東京での有観客＆生配信ライブ「つじあやの　スペシャルライブ　“HELLO　WOMAN”」を控える。コロナ禍におけるライブにつじが思うことは。

3月に横浜で開催された1933ウクレレオールスターズのライブに参加させていただいたんですけど、目の前にお客さんがいて、体を横に揺らしながら楽しんでいらっしゃって、すっごく幸せだなって思いました。もちろんまだリスクはありますが、やっぱり生で目の前で歌う、聞く、一緒に時間を過ごすというのは、ものすごく稀有なことなのかなとあらためて感じましたね。 

今回のライブは2部制で、ファーストステージは「つじベスト」、このアルバムより前に作った曲を中心にした構成で、ゲストに奥田民生さんをお招きします。ありがたいことに、つじあやのの節目節目に民生さんはいらっしゃる（笑）。

セカンドステージは今回のアルバムに収録されている「にじ」をアレンジしてくださったコトリンゴさんをお迎えして『HELLO　WOMAN』の世界をお届けしたいなと。とはいえライブなので、アルバムの音を再現するというよりは、ライブならではの楽しみを皆さんに味わっていただけるようにしたいです。

〇つじ・あやの／1978年、京都府生まれ。99年、『君への気持ち』でメジャーデビュー。2002年に公開されたスタジオジブリ映画「猫の恩返し」の主題歌「風になる」をはじめ、ヒット曲多数。近年はCMソング、映画音楽、ドラマ音楽など幅広いジャンルに楽曲を提供している

（ライター・西澤千央）

※AERAオンライン限定記事 

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