長谷川：引っ越したいって言ってたから、引っ越し代を渡したり、これからもいろいろ恩返しというか……。
渡辺：つぐないだよ（笑）。
林：私、渡辺さんはお父さまと一緒に暮らしていらっしゃるって話を聞いて、すごくいい息子さんだなと思って、胸がキュンとなりましたよ。
渡辺：いえいえ、そんなことないです。
林：お父さまを大事になさって、好感度アップですよね。「早く嫁をもらえ」っておっしゃるんじゃないですか。
渡辺：いや、そこまでは言わないです。
林：私、渡辺さんってなんていい人なんだろうと思いますよ。渡辺さんみたいな人がうちのお婿さんに来たらいいなと思って、娘に「渡辺さん独身らしいよ。どう？」って、つい言ってしまいましたよ（笑）。
渡辺：娘さんがダメだったんですよね、たぶん。
林：「年が離れすぎてる」って。20代ですからね。ちょっと惜しかったです。
渡辺：べつに惜しくもないですよ、娘さんにとっては（笑）。
林：でも、いまお二人、すごいんじゃないですか、おモテになって……。
渡辺：なんにもモテないですよ。雅紀さんと組んでから女性とはつき合ってないです。
林：ほんとですかぁ？ 共演した女性のタレントさんから「LINE教えてください」とか、「今度飲みに行きませんか」とか言われないですか。
渡辺：一回もないです。
林：若くなくても、ちょっときれいな40代ぐらいのタレントさんから、「今度飲みに連れてってくださいよ」とか言われません？
長谷川：言われたことないです。
林：事務所がガードしてるんじゃないの？
長谷川：アッハッハッハ、50代と40代の二人にガードなんかしないですよ（笑）。しかも僕ら結婚もしてないから、不倫とかも関係ないんですけど。
渡辺：なんのトラブルもない。ウェルカムなんですけど。
林：そうなんですか？ 売れてる芸人さんは超モテるって聞いてますけど。
長谷川：僕らも、テレビとかに出るようになったら、どんなに年をとってようがブサイクだろうがモテるって聞いていたんです。でもぜんぜんそんなことなくて、「どうなってるんだ！」と僕は訴えたいです（笑）。
渡辺：ウソでしたね、あれは。「話が違うぞ！」と言いたい（笑）。
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（構成／本誌・唐澤俊介 編集協力／一木俊雄）
※週刊朝日 2022年6月3日号
ラリー遠田
鴻上尚史
西崎彩智
