自分が他者に好意を示したり、褒めたりしたとき、相手が心底喜んでくれると、こちらも幸せな気分になります。そして、機会があったらまた伝えようという気持ちになる。
すると、褒められの機会が少しずつ増えていくのです。大人になると、日常生活ではなかなか褒められないというのに。
子どもだって大人だって、ポジティブな反応にはポジティブな反応で返したほうがものごとが好転すると思います。騙されたと思ってやってみて。
○じぇーん・すー/1973年、東京生まれ。日本人。作詞家、ラジオパーソナリティー、コラムニスト。著書多数。『揉まれて、ゆるんで、癒されて 今夜もカネで解決だ』(朝日文庫)が発売中。
※AERA 2022年8月1日号
ジェーン・スー
(コラムニスト・ラジオパーソナリティ)
1973年東京生まれの日本人。
2021年に『生きるとか死ぬとか父親とか』が、テレビ東京系列で連続ドラマ化され話題に(主演:吉田羊・國村隼/脚本:井土紀州)。
2023年8月現在、毎日新聞やAERA、婦人公論などで数多くの連載を持つ。
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ジェーン・スー
(コラムニスト・ラジオパーソナリティ)
1973年東京生まれの日本人。
2021年に『生きるとか死ぬとか父親とか』が、テレビ東京系列で連続ドラマ化され話題に(主演:吉田羊・國村隼/脚本:井土紀州)。
2023年8月現在、毎日新聞やAERA、婦人公論などで数多くの連載を持つ。