映画監督の出身大学ランキング
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 京都大出身でおもに1960、70年代に活躍した監督に大島渚、俳優には戸浦六宏(「日本の夜と霧」)、鈴木瑞穂(「ザ・ガードマン」)がいた。

 最近では俳優の辰巳琢郎(「ロマンス」)、山西惇(「相棒」)がいる。2人は同じ劇団に属していた。辰巳はツイッターでこうつぶやいている。

「山西惇は『劇団そとばこまち』の後輩です。18歳の頃から顔や雰囲気は殆ど変わっていませんが、本当に素晴らしい役者になったなと、心から喝采を送りました」(2021年9月20日)

 信州大からは2人の名バイプレーヤーが生まれた。

 佐藤二朗と野間口徹である。佐藤が卒業するのと入れ替わりに野間口は信州大に入学したため、在学中に接点はない。しかし、アルバイト先が一緒だったこともあり、「先輩後輩の仲」と2人は自称する。佐藤は野間口と対談した際、こう話している。

「その後、野間口とは打ち上げとかで話すようになったけど、トンボみたいな顔した奴が、妙にニコニコとつきまとってくるなぁと思ってた(笑)」(「FLASH」2017年9月26日号)

 佐藤は大学卒業後、入社したリクルートを1日で辞め、役者の夢を追いかけたことはよく知られている。野間口も下積みが長い。タクシー会社で無線をとるアルバイトをしながら舞台に立っていた。

 神戸大出身には佐々木蔵之介(「ハンチョウ~神南署安積班~」)がいる。佐々木は造り酒屋の3代目の次男として生まれた。大学卒業後に広告会社に入社したが、約2年半後に退社し、以後、劇団活動に力を入れている。

 露口茂(「太陽にほえろ!」)は愛媛大、北村総一朗(「踊る大捜査線」)は高知大、武田鉄矢(「3年B組金八先生」)は福岡教育大の出身である。

 今年4月に亡くなった柳生博(「非情のライセンス」)は東京商船大の出身だ。現在の東京海洋大である。

 女性俳優では、宮崎美子、斉藤慶子が本大出身だ。宮崎は日本アカデミー賞優秀主演女優賞(2001年「雨あがる」)、斉藤は同賞優秀助演女優賞(1995年「東雲楼 女の乱」)に輝いた。

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加藤登紀子は東大OG