6月25日に放送された女性タレント大喜利企画「まっちゃんねる IPPON女子グランプリ」(フジテレビ)での“暴走”が話題となっている元NHKの神田愛花アナ(42)。意味不明な珍回答や、企画趣旨を逸脱したイラスト回答でMCの松本人志を困らせるも、SNS上では「神田おもしろすぎて死んだ」「個人的に神田さん優勝」など、多くの視聴者の笑いのツボに入ったようだ。その瞬発力やセンスの評価がうなぎ上りになっている。
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今春から吉本興業とマネジメント契約を結んだ元フジテレビの久代萌美アナや、6月末で日本テレビを退社し松竹芸能へ移籍する久野静香アナなど、このところ局アナから芸能事務所に転身する女性アナウンサーが続いている。それぞれの所属事務所の方針を考えると、今後はバラエティーを中心にタレント活動を行っていくと予想されるが、もともと、その道を切り開いたのは神田アナかもしれない。
2003年にNHKに入局し、2012年に退職した神田アナ。初任地は福岡放送局で、東京へ異動し「爆笑オンエアバトル」の6代目司会を務めたこともあるが、NHK時代のイメージを持っている人は少ないだろう。むしろ、2015年にお笑いコンビ・バナナマンの日村勇紀との交際を報じられ、2018年に結婚していく中で、その名が浸透していった感がある。
「日村との交際が発覚した時は『売名では』などと言われたこともありましたが、今ではグングンと知名度を上げています。いろんな番組にゲストとして呼ばれていますが、昨年放送された『まっちゃんねる』内の密室で笑わせ合う企画『女子メンタル』では、肌色の全身タイツに黒パンツ姿というアントニオ猪木のような格好で登場し、共演者からパンツを持ち上げられ、尻に食い込む姿をさらけ出すなど、元NHKらしからぬパフォーマンスで盛り上げていました。一方、コメンテーターとしての評価も高い。『ワイドナショー』では、ロシアによるウクライナ侵攻や自民党のパパ活議員の件などにも的確なコメントをしていて、面白さと知性が同居しているところが活躍につながっているのだと思います」(テレビ情報誌の編集者)