2022年の秋から全国のマラソン大会の多くが再開となり、これまでマラソン大会に出場してきた人も、この数年で走り始めてマラソン大会を走ったことがない人も、2023年はフルマラソンに挑戦してみたくなったのではないでしょうか。

ただフルマラソンを走るとなると準備が必要で、秋のマラソン大会を走るには、そろそろトレーニングを開始しなくてはいけません。ただ、目標がないとモチベーションも上がりませんので、ここでは2023年9月から12月にかけて開催される、おすすめのマラソン大会を紹介します。

この秋におすすめのマラソン大会をご紹介
この秋におすすめのマラソン大会をご紹介

絶景とグルメを満喫できる「オホーツク網走マラソン」

すでにマラソン大会を経験しているという人に走ってもらいたいのが、北海道網走市で開催されるオホーツク網走マラソンです。この大会の魅力は風景が素晴らしいこと。日本航空(JAL)のコマーシャルで有名になった能取岬の灯台や、ゴール地点でのひまわり畑など息を呑むような景色が続きます。

スタート地点は網走刑務所前。エイドでは網走ならではの味覚がランナーを出迎えてくれます。そしてフィニッシュ会場にも飲食ブースが多数出店しており、ゴール後もゆっくりと過ごせます。周辺エリアの観光も楽しみたいなら、空港でレンタカーを借りるのがおすすめです。

開催日:2023年9月24日(日)
申込期間:2023年4月1日~7月14日
定員:2,600人(フルマラソン)
制限時間:6時間30分
URL:https://www.abashiri-marathon.jp

自然豊かな風景の中を気持ちよく走れます
自然豊かな風景の中を気持ちよく走れます

加賀百万石の歴史とおもてなしの心が詰まった「金沢マラソン」

ホスピタリティの高い大会として人気があるのが、加賀百万石の歴史が詰まった金沢マラソンです。この大会の面白いところは前半と後半でコースの雰囲気が変わることで、前半は沿道の声援が途切れない都市マラソンらしい楽しさがあり、後半は淡々と走る区間が続き、自分と向き合う時間が続きます。

またエイドが充実していることでも知られており、中止期間前は金沢カレーがエイドで配られるなど、タイムを狙って走るのがもったいなく感じられる大会です。もちろん観光スポットも多く、旅ランとしても魅力的で、前後泊をしてのんびり楽しんでもらいたい大会でもあります。

開催日:2023年10月29日(日)
申込期間:2023年4月14日~ 5月24日17:00
定員:13,000人
制限時間:7時間(第1ウェーブ号砲基準)
URL:https://kanazawa-marathon.jp

マラソンだけでなく観光ものんびり楽しみたい大会
マラソンだけでなく観光ものんびり楽しみたい大会

マイカップ・マイボトルで地球に優しい「湘南国際マラソン」

湘南国際マラソンは国内ではまだ少ない、マイカップ・マイボトルを導入している大会です。フルマラソンに参加するランナーは全員、200ml以上の水をマイボトルに入れて、スタートラインに立つ必要があるなど、地球環境に配慮したサスティナブルな大会として注目されています。

大会会場である大磯ロングビーチへのアクセスが大変ですが、フラットで走りやすく記録も出やすいコースが魅力。しかも大会会場がお祭りのように盛り上がっているので、ランナーだけでなく応援に来た人も楽しむことができます。

開催日:2023年12月3日(日)
申込期間:2023年4月8日~2023年9月15日
定員:19,500人
制限時間:6時間30分
URL:https://www.shonan-kokusai.jp

アップダウンが少なく記録を狙いやすい大会
アップダウンが少なく記録を狙いやすい大会

初海外マラソンにおすすめ「台北マラソン」

海外マラソンにも興味があるという人であれば、まずはアクセスもしやすく日本人も参加しやすい台北マラソンがおすすめです。例年、制限時間が5時間30分なので、それなりに練習してから参加する必要もありますが、走力が不安という人のためにハーフマラソンも用意されています。

もちろんフルマラソンでもハーフマラソンでも台湾人ランナーの熱気を肌で感じることができ、異国を走っている高揚感も得られます。それでいてホテルや飲食店では日本語が通じるケースも多く、初海外マラソンでも国内マラソンと似た感覚で参加できます。

開催日:2023年12月17日(日)【予定】
申込期間:未定
定員:9,000人(2022年フルマラソン)
制限時間:5時間30分
URL:https://www.taipeicitymarathon.com

手軽に海外マラソンを体験できる大会
手軽に海外マラソンを体験できる大会