安倍元首相の死に丸山茂樹「いまだに信じられない」 ゴルフ場でニアミスも

　ゴルファーの丸山茂樹氏は、銃撃を受けて亡くなった安倍晋三元首相について語る。

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　まさか、この時代にこんなことが起こるのかと。安倍晋三元首相（享年67）が亡くなられた事件です。自分の中では想像もつかない出来事でして、呆然（ぼうぜん）としました。ご冥福をお祈りします。

　僕自身は面識はなく、青木功さん（79）のパーティーなんかで、遠くから見てただけでした。

　ゴルフが大好きな方でした。アメリカのドナルド・トランプ前大統領（76）との「ゴルフ外交」で松山英樹（30）や青木さんが一緒に回ったりね。トランプさんと安倍さんがプレーされたコースに僕が行った日に、安倍さんがプライベートで来られてるなんてこともありました。

　とてもフランクな方だとうかがってたんで、「いずれどこかでゴルフを通じてお目にかかれたら」と思ってたんですけどね。もうその機会もなくなってしまいました。

　子どものころからいろんな総理大臣を見てきたし、いろんな事件や出来事も見聞きしてきましたけど、ナンバーワンぐらいの衝撃ですね。あの公衆の面前で元総理大臣が撃たれる。アメリカの映画みたいな感じで、いまだに信じられないです。

　さて、全英オープンについては締め切りの関係で、来週号で詳しくお伝えします。

　全英の前哨戦となる「ジェネシス・スコットランドオープン」（7月7～10日、スコットランド・ノースバーウィックのルネサンスC）で、松山英樹は予選落ちでした。

　初日のスタート時間に運がなかった感じがします。あれだけ風が強くなるとね。ゴルフは自然との闘いで、不公平をうまくのみ込んで耐えていかなきゃならないスポーツなので、今回は自分が悪かったというよりもツキがなかったという方向に切り替えてはいると思いますよ。

　とくにスコットランドのリンクスコースは1時間でまったく別の表情を見せてくるので、そこに順応しろといっても、スパッと順応できるときとできないときがあるんですよね。英樹と同じ時間帯でスタートした選手はことごとくスコアを落としてしまってたので、波に乗りきれなかった部分があるんでしょう。