「子どもがミライトワが大好きで、今日はプラモデルを買いました。おじいちゃんにはキャップ。脚が悪くてショップまでは来られないから、せめて気分でも味わってもらおうと買いました。あとは、親戚の子どもたちに配るのに鉛筆、シール。東京五輪は観戦チケットも持っていて、本当に楽しみにしていたのに残念です。子どもの8月の学校観戦の開催の有無の知らせがまだきていないんですが、たぶん中止になるでしょう……。うちの子は、去年からオフィシャルグッズのTシャツを持っていたんですけど、コロナで太っちゃって、あ、大きくなって(笑)、またこの夏もTシャツを買いました。競技はスケートボードが楽しかった! 子どもと“スケボーやりたいね”って話していました」(40代女性/小学3年生男児)
公式グッズの店舗では、ピンバッジやキーホルダー、Tシャツ、子ども向けの文具など細々した商品がよく売れているような印象だったが、「東京2020オフィシャルオンラインショップでの人気商品」の総合部門の売れ筋は以下の通り。(8月2日の時点)
1位 JOCユニセックス ポディウムジャケット 東京2020日本代表選手団公式応援グッズ(アシックス)/22,000円
2位 東京2020オリンピック記念小判 純金製中(東京2020オリンピックマスコット)/880,000円(予約販売)
3位 東京2020オリンピック記念小判 純金製小(東京2020オリンピックマスコット)/253,000円(予約販売)
4位 東京2020オリンピック記念メダリオン純銀製/24,200円(予約販売)
5位 東京2020パラリンピック記念小判純金製小(東京2020パラリンピックマスコット)/253,000円(予約)
人気商品のランキングは、競技の盛り上がりや選手の活躍で日々変化しているようだが、実際の売れ行きを東京2020公式ライセンス商品の広報に話を聞いた。
――ここへきて売れてきているようですが?
「大変ご好評いただいておりまして、売り上げの正確な数字はお出しできないのですが、たくさんの方にご購入をいただいている状況です」
――いつごろから売れ出しましたか?
「開会式をはさむ4連休から各店舗にお客様がたくさんいらっしゃいました。その状態が現在も続いている感じです」
――オンラインショップではサーバーがダウンしたことも?
「開会式の夜、サーバーがダウンしたというかアクセスが殺到したので強化のために3時間ほどストップしました。開幕後は、日本人選手がメダルを取った時にアクセスが殺到したりすることがあり、そういう時は少しの時間つながりにくいことがあるのですが、時間を置いてアクセスしていただければ問題なく購入はできます」
――純金の小判なんて商品もありますが売れている?
「店舗で取り扱っているところもありますし、オンラインショップでは予約で販売しています。はい、もちろん、小判もご購入されていますよ(笑)。記念ということで売れていると思います。記念メダリオン(純銀製/24,200円)は残りわずかの表示になっていますが、そもそも商品自体がそれほどたくさん販売していないので、そういう点からも売れているのだと思います。伝統工芸品なども取り扱っていて、そういった工芸品はたくさん在庫があるわけではないので、ご購入いただく際にお時間いただくことがあります」
店舗、オンラインショップ共に閉店の時期は9月を予定しているがまだ決まっていないそうで、閉会式に向けてまだまだグッズの売り上げは伸びそうだ。
(取材・文/AERAdot.取材班)