東京五輪グッズ　純金小判88万円などが今さら売れ出した理由

　開幕までさっぱり売れていなかった東京五輪の公式グッズ。2020年から販売し続けて、ようやく売れてきたという。TOKYO2020OFFICIALSHOPで話を聞いた。

【写真】「居酒屋のユニホーム」とドン小西が酷評した東京五輪の表彰式衣装は？　

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　都内のTOKYO2020OFFICIALSHOPの店舗を訪れると、平日の昼間なのに老若男女問わず常時20人くらいのお客さんが。入店するなり買い物かごを持ち、商品をかごにポンポン入れていく“本気”の買い物客が多い。今回訪問した店舗を何度も通りかかったことがあるが、併設されている家電量販店のついでに見て回る程度のショップで、買い物客が滞留しているのを見たことはなかった。

　買い物を終えたお客さんに話を聞いてみると、様々な思いで購入している。中でも、記念としてのプレゼント購入は多いようだった。

「地方に住んでいる孫たちにタオルを買いに来ました。テレビで観戦していますが、女子ソフトの決勝が楽しかったです。これから今買ったタオルをゆうパックで送ってきます」（70代女性）

「買い物のついでに友達から頼まれた五輪グッズを買いに来ました。プラスチックコップ、うちわです」（30代男性）

「ミライトワのタンブラーが欲しくて来たけど売り切れていました。ソメイティのはまだ売っていたんですが……今日はクリップだけ買って我慢して帰ります」（40代女性）

「中国にいる母がミライトワのバッグが欲しいと言っていたので買いました。素材も良くてカワイイ。自分にはプラモデルでミライトワとソメイティの両方。その他、友達にピンバッチなど色々買いました。全部で2万4000円です（笑）。日本のテレビでオリンピックを見ると、日本の選手ばかりなので少しさびしいです。中国の選手をたくさん見られる卓球は見ています」（20代女性）

「海外に住む息子たちにバスタオルを買いました。五輪があると開催地でタオルをよく買っていて、いつの間にか集めているみたいになっています。競技はスケートボードと馬術はしっかり観戦しました」（50代女性）